算命学では人のエネルギーを算出できる

エネルギー量は人によって違い、それぞれにあった「分」がある

算命学では、人がもつエネルギーを数値化できます。エネルギーが強いと気が強い人になりやすく、弱いと気が弱い人になりやすいです。

エネルギー算出をするときに基になるのが五徳です。五徳とは、人間が備えている5つの運勢のことであり、人間が手に入れられる5つの幸せとも言えます。

福ー本人が感じる精神的な幸福感や満足感寿ー寿命や健康禄ー財やお金官ー名誉や名声、社会的地位印ー知恵や判断力

これらの5つは、それぞれ0から最大で100数十の数値で表され、数値は人によってバラつきがあります。

こうした五徳は時期によっても変化し、一生での上がり下がり、運勢の良し悪しを詳しく鑑定する方法を「六律帰結(りくりつきけつ)」と言います。朱学院では4年目に勉強する高度な技法です。

エネルギーの数値は高いからいい、低いから悪いわけではありません。エネルギーからは、その人に与えられた分(ぶ)を知ることができます。

「分をわきまえる」という言葉があるように、自分の分が低い、つまりエネルギー数値が低いものを求めすぎると良くない結果になってしまいます。自分の分にあった生き方をすることが大事です。

例えば、「福」つまり本人が感じる精神的な幸福感の分が少ない人の場合、自分の幸福感を求めすぎると不満が大きくなり、宿命がだめになってきてしまいます。結果としてもっとも福をとれない人になってしまうのです。

「寿」つまり寿命や健康の質が低い人が、健康で長生きすることにこだわると、かえって健康を害してしまいます。逆にいつ死んでもいいし、長生きできなくてもいいという心境で生きる方が、その人の分に合っているのでむしろ長生きできるのです。

「禄」つまり財やお金の分が低い人が、むやみにお金をほしがると自分の分を超えてしまうのでだまされたり、投資で失敗したりして、お金で苦しむ人生になります。

知恵や判断力も印が低い人はこだわるな。仕事を選ぶときに好奇心や興味のある仕事にこだわらない。興味がなくても人のためになるとその人に知恵と判断力が備わる。

このように、自分の分が低いものは追い求めない方がかえって宿命がよくなり、運勢が上がります。

エネルギーが多い徳は消化する必要がある

エネルギーが大きい徳は消化する必要があります。そのため、自分のエネルギーが高いものを追い求めていく方がいいです。

例えば、昭和天皇は五徳の中で「官」つまり名誉や名声、社会的地位のエネルギーがもっとも高く、「福」つまり本人が感じる精神的な幸福感や満足感のエネルギーがもっとも少ないです。名誉を高めることにエネルギーを費やし、自分が感じる幸福感は後回しにした方がいいという宿命をもっています。

天皇という立場は多忙です。疲れていたり、好ましくない来賓が来たりしたときにも対応していたこともあったでしょう。しかし、自分の名誉や天皇の地位、ひいては日本の地位のために力を注いでこられたのではないでしょうか。だからこそ、長生きできたのだと思います。

逆の例では、亡くなった俳優の三浦春馬さん。三浦さんは福が大きいので、自分が幸せを感じる仕事についた方がいい人です。本人は生前に農業をやりたいと言っていたそうです。

あれだけ成功して有名人でも、自分の幸せを感じられなかったために悲しい結末を迎えてしまったと考えられます。

自分の五徳のエネルギーを知っている人は少ないですが、自然とその通りに生きている人も多いです。苦痛だと思うことはやめて自分の道に進んでいくからです。

五徳のエネルギーは人生のうちで10年ごとに変わります。そのため、この時期は録が高い、福が高いなど変わっていくため、その時期に適した過ごし方も違ってくるのです。ご自身の五徳のエネルギーの上がり下がりを知っておくと、宿命や運勢に合った生き方をしやすくなります。

朱学院で学んでいくと、こうした鑑定ができるようになります。興味をもたれた方はまず「無料説明会」にお越しください。説明会ではお一人20〜30分程の算命学の無料性格判断を講師から受けられます。

この記事の監修者

朱学院校長佐藤直樹

東京・上野に生まれる
早稲田大学高等学院、早稲田大学商学部卒業
10代より算命学を始め、奥義を習得、さらなる算命学の発展を目指す。