算命学には、「姓名判断」の要素はない

姓名判断は、氏名の漢字や画数で運勢を占います。日本では一般的な占いですが、算命学が生まれた中国では姓名判断という考えが存在しません。

中国では、漢字は時代と共に変わっていくため、字画で占いをする発想がないようです。そのため、姓名判断は日本で生まれたものだと考えられます。
また、名前は生まれた後に親などが名づけるものであり、改名も可能です。

算命学では変えることができない要素が宿命になると考えるため、名前は運勢に影響しないと考えます。変えることのできない要素とは、生年月日や性別、どの親の子供として生まれるかです。

生年月日や性別は本人が選べません。男に生まれる、女に生まれる、性同一性障害に生まれることもその人の宿命です。そして、子どもは親を選べません。どの両親のもとに生まれるかも、その人にとっての宿命といえます。

人は誰しもこの世に生まれた瞬間から、宿命をもった人生を歩んでいきます。そう考えると、後から名づけられた名前が、宿命には影響しないことが少しおわかりいただけると思います。
(もちろん生活に支障が出るような、突拍子もない名前である場合は例外です)

こうお話しすると、「帝王切開で産まれた人は生年月日を医師が決めているのでは?」と思うかもしれません。しかし、医師が決めた生年月日だとしても、その日に生まれることはその人の宿命なのです。

生まれた日と出生届の日が異なり、戸籍上の生年月日が実際の生年月日とは違う人がいたとします。その場合は、戸籍上の生年月日は意味をもたず、重要なのは実際に生まれた日です。

このように、算命学においては姓名判断の要素がないため、生年月日がわかれば外国の人の運勢も占うことができます。ご自身の宿命を知りたいと思った方は、無料宿命算出を試してみてください。

この記事の監修者

朱学院校長佐藤直樹

東京・上野に生まれる
早稲田大学高等学院、早稲田大学商学部卒業
10代より算命学を始め、奥義を習得、さらなる算命学の発展を目指す。