陰占で知ることができるのは、生まれついて持っている性質や持っている宿命など、自分では意識することができないものです。

陽占では、五本能として目に見える性格を占いますが、陰占では五行として目に見えない生まれ持った性質を占います。

五行は「水性」「木性」「火性」「土性」「金性」で成り立っていて、陰陽をともなって自然界にあるものの性質を示しています。

命式で割り出された十干と干支を五行に割り当てて、組み合わせやバランスでその人の運勢を見ていきます。
朱学院の無料宿命算出で人体図の上にある“陰占宿命”の部分で、右側に示されているものの上段には十干が入り、下段には干支が入ります。(左側に示される天中殺は別ページで説明します)

命式の6マスはそれぞれ

本人 子供
配偶者 家系

を表し、十干と干支でそれぞれの性質を見るのです。

上段の十干は、

木性 陽:甲(こうぼく)
陰:乙(おつぼく)
火性 陽:丙(へいか)
陰:丁(ていか)
土性 陽:戊(ぼど)
陰:己(きど)
金性 陽:庚(こうきん)
陰:辛(しんきん)
水性 陽:壬(じんすい)
陰:癸(きすい)

のいずれかが、
下段の干支は

寅(とら、又はとらぼく)
卯(う、又はうぼく)
辰(たつ、又はたつど)
巳(み、又はみび)
午(うま、又はうまび)
未(ひつじ、又はひつじど)
申(さる、又はさるきん)
酉(とり、又はとりきん)
戌(いぬ、又はいぬど)
亥(い、又はいすい)
子(ね、又はねすい)
丑(うし、又はうしど)

いずれかが入ります。
詳しくは十干十二支の項目を参考にしてください。

例えば

という命式では、

本人(乙)は草の性質、家系(生まれた環境:子)は冬ですから、太陽(丙)が照らないと草は育ちません。父のマスが丙ですから、父がいない場合には育ちが悪くなってしまうのです。
また、宿命に丙が無い場合には苦労や不幸を背負う運勢となりますが、苦労することで運勢が伸びる…という事でもあります。
これは宿命としてそのような役目を与えられているため、辛い思いを乗り越えて生きて行くと運勢が伸びていくのです。
かえって、苦労しない生き方をしたり、辛い思いを避けようとすると、運勢が下がっていくので注意が必要です。

このように、その人の運勢を十干十二支の性質を用いて占っていくのが陰占です。

この記事の監修者

朱学院校長佐藤直樹

東京・上野に生まれる
早稲田大学高等学院、早稲田大学商学部卒業
10代より算命学を始め、奥義を習得、さらなる算命学の発展を目指す。