変えられないものと変えられるものを知る

宇宙の運行や自然の巡りを自分では変えられないのと同様に、生まれた年月日で自分の宿命は決まり、変えることができません。自分の基本的な性格、家系、親や親族など身近な人間関係は自分では変えることのできないものです。
基本的な運勢も宿命とともに決まりますが、宿命に沿った生き方をするか否か、後天運すなわち年運や大運をどのように過ごすかによって、運勢は大きく変わります。これが運命となります。

自分の生まれながらの役割を知る

宿命によって基本的な性格や家系や親との関係が決まりますから、向いている仕事や、家業を継ぐべきか否かなどがわかります。また、苦労をする宿命などの場合は、苦労を乗り越えることで運勢が伸び、自分本来の役割を得ることにつながります。
詳しくは宿命と運命の項目を参考にしてください。

良い人間関係、危険な人間関係を知る

人間関係の相性を命式(宿命)によって知る事ができます。互いに納音となる場合、律音になる場合などで関係性は決まりますから、どのように対処すべきかがわかります。
結婚、仕事の上下関係、協働するなどの良し悪しを、互いの宿命から知る事ができるのです。
具体例を関連項目のリンクからご覧いただけます。

親と子の運勢がトレードオフになる

親が大成功をおさめた場合に、息子が大成する/しないといったことも算命学で知ることができます。こうした成功の運勢は家系5代で総量が決まっており、また総量の大きさも家系それぞれに決まっているのです。

この記事の監修者

朱学院校長佐藤直樹

東京・上野に生まれる
早稲田大学高等学院、早稲田大学商学部卒業
10代より算命学を始め、奥義を習得、さらなる算命学の発展を目指す。